多摩八十八ヶ所霊場 ( 多摩新四国八十八ヶ所 )
今から1200年前に弘法大師(空海)が自身と人々への厄難を除くために開いた霊場が四国霊場です。
弘法大師の入寂(835年)後、その弟子たちが大師を慕ってその遍歴の跡を辿ったことが、霊場めぐりの始まりと云われています。
昭和9年の宗祖弘法大師ご入定1100年ご遠忌を記念し、
東京は三多摩の真言宗寺院で再編成したのが、
『 多摩新四国八十八ヶ所 』 です。
四国霊場は、
徳島 阿波の国を発心の道場と言い(1~23番札所)、
高知 土佐の国は修行の道場で (24~39番札所)、
愛媛 伊予の国は菩提の道場で (40~65番札所)、
香川 讃岐の国は涅槃の道場で (66~88番札所)と全て合わせて八十八ヶ寺。
四国遍路は1,200キロから1,450キロの距離を巡拝するに至ります。
同行二人つまり、大師と共に心身をみがき、自分自身を見つめ直す修行の旅です。
また宗派を問わず、お参りをされる方々の願いが成就される信仰の場でもあります。
同行二人(どうぎょうににん)
お遍路は険しく、またくじけそうになることがあります。
様々な苦難を弘法大師とともに、いつも二人で巡礼することを指します。
遍路の三信条
1.摂取不捨(仏は決して衆民を見捨てず、守ってくださる)を信じ、同行二人でいることを忘れずに
2.愚痴や妄言を慎む。
3.現世利益(今生きているこの世での仏の恵み)を感謝し巡礼しながら一つ一つ煩悩を消していく。
遠路のはるばる到着する 本堂正面にて合掌
堂内にて 堂内にて
一心に拝む 旅の友 金剛杖
金剛杖 次の札所へ移動
お堂へ参拝 一心に合掌
徒歩、バスをご利用の方は
※ 第62番札所 大仙寺より 63番 安養寺へは、大仙寺への地図
上川霊園入口バス停より秋川街道は、八王子市内方面へ桜株バス停より徒歩10分
※ 安養寺より 64番 西蓮寺へは、西蓮寺への地図
秋川街道より高尾街道は、高尾方面へ松枝橋をわたり四谷交差点を陣馬街道八王子方面へ、中央高速ガード手前。
※ 安養寺より 78番 長福寺へは、長福寺への地図
川口川沿いを下って行くか、秋川街道 桜株バス停より五日市方面へ川口小学校前下車、徒歩5分